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地域イベント
意外な特産品が多い奥久慈！今は茶摘み体験があつい！
大子町のある奥久慈地方には、なぜこれが？と感じさせる特産物が多いですが、実は歴史が古く、奥久慈が発祥の物もございます。
そこで今回は【お茶】と【こんにゃく】のご紹介です。
こんにゃくと言えば国内生産量の9割以上を占める群馬県が有名ですが、実は現在のこんにゃくの製法は奥久慈地方が発祥です！！
市販のこんにゃくとの味の違いにびっくり！！
フォルムが鬼のようですがこれがこんにゃく芋
【こんにゃく】
江戸時代中期に奥久慈地方の農民、中島藤右衛門が乾燥した球茎が腐らないことにヒントを得て、粉状にすることを思いついたとされております。
この発見が転機となり、こんにゃくは庶民に広がり、水戸藩の専売品として藩の財政を支えた歴史をもっています。
粉から作られるこんにゃくだけでなく、大子産のこんにゃく芋を使用した「奥久慈大子こんにゃく」も大子の特産品のひとつ。
水質と水量に恵まれた奥久慈の清流で育った、滋味豊かな味わいが楽しめる、芋の風味豊かな産地ならではのこんにゃくです。
さしみこんにゃく、田楽など、いろいろな調理方法でお楽しめます！
また、凍みこんにゃく(しみこんにゃく)も奥久慈伝統の特産品。
煮物はもちろん、天ぷらやフライ、炒め物などのお料理で美味しく味わうことができます。
食感が全く違うのでぜひ、一度ご賞味ください♪
【奥久慈茶】
奥久慈茶の歴史は古く、大永年間(16世紀前半)に左貫地内にあった西福寺の僧が、宇治から持ち帰った茶実を撒いたことに始まり、実に約500年もの歴史があります。
茶畑の広がるこの地域には、八溝山地の砂岩と山岳気候が相まって、豊かで良質な茶畑が広がっています。
大子町は「北限の茶所」と呼ばれ、昼夜の寒暖差が大きく、清涼でやわらかな朝霧に包まれることによって新芽がじっくりと育ち、肉厚で地味の強い茶葉になっていきます。
品質本位で一番茶しか採取されないため、大量生産することが出来ず、高級品として扱われています。
そうしてつくられた奥久慈茶は水色が濃く、香りも強いお茶で、その味は渋みが強くそれでいてコクがあり、茶葉の持ちのよさにも定評があります。
奥久慈茶を栽培している農家数は、今現在で約500軒ほどで、栽培面積は119ha、製茶の年間生産量は約120tになります。
広大な自然の中の茶畑
伝承者の少ない伝統的な製茶法『手揉み茶』
茶の里公園では、手もみ茶を購入することができます。
ぜひ、量より質の奥久慈茶をぜひご堪能ください！！
茶の里公園で色々な体験ができます！
【茶の里公園】
お茶の手もみ体験や茶室での本各的な抹茶・煎茶体験ができます！
また、物産館、レストランもあり、ご家族で楽しめる施設になっています。
他に、和紙人形作家「山岡草」氏の作品を展示している和紙人形美術館があります。
茶の里公園で販売されているお茶は、30軒前後の茶園のお茶で、そのほとんどが普通煎茶。
次にくき茶、深むし茶、粉茶、玄米茶、玉露、手もみ茶となっています。
なお、2022年5月14日から茶摘み体験ができます！
茶摘み体験 350円(税込)
※詳細は奥久慈茶の里公園まで
＜短縮営業期間＞
営業時間: 9:00～16:30
定休日：水曜・12月31日～1月1日
食堂：11:00～14:00
和紙人形美術館 入館料(税込)
【個人】大人300円、小人200円
【団体】大人250円、小人150円(団体は20人以上)
無料で茶娘衣装が借りれるのでインスタにもおすすめです♪
いかがでしょうか？
手作り感が強く、いつもの味と違う【奥久慈大子こんにゃく】や産地のお茶屋さんで直接買った【奥久慈茶】は旅行を締めくくる、思い出の品として最適です。
また、誰でも知っている商品なのに、ウンチクに意外性があるので、お土産としてもおすすめです！！
ホテル奥久慈館に来られた際は、ぜひ、お立ち寄りください！
