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南房総市の山城シリーズ「白浜城」
南房総市は海と山に囲まれた自然豊かな美しい場所です。
歴史も深く、多くの歴史遺構が存在します。
戦国時代になると、戦国大名や国衆は領地を守るため、天然の要害である丘陵や山を利用して城を築きました。
そのように山や丘陵に築かれた城を「山城」といいます。
山城には山麓から山頂にかけて、敵の侵入を防ぐために曲輪や土塁など、さまざまな仕掛けが施されました。
白浜城は標高140mほどの山に築かれた山城です。
戦国大名の里見氏が安房に入って、最初に本拠地とした城になります。
立派な天守はありませんが、この山頂からは太平洋を一望できる、みごとな景色が広がります。
登山道でも曲輪や土塁などが残っておりますので、城攻めの気分で散策をお楽しみいただけます。